男子形、喜友名諒が日本勢初の金 空手・6日

空手男子形決勝で演武する喜友名諒。金メダルを獲得した=日本武道館

 空手の男子形決勝で、喜友名諒(劉衛流龍鳳会)がキンテロ(スペイン)を下し優勝した。五輪で初めて実施された空手で、日本勢初の金メダル。喜友名は他を寄せ付けない強さで予選、準決勝を勝ち上がり、決勝でも1・06点差をつけ圧倒した。

 男子組手75キロ級の西村拳(チャンプ)は、5人総当たりの1次リーグA組で2勝2敗の3位となり、準決勝進出を逃した。女子組手61キロ級の染谷真有美(テアトルアカデミー)は1次リーグA組で1勝3敗の4位となり敗退した。

 喜友名諒の話 本当に自分一人ではこの舞台に立つことはできなかった。今は全てに感謝。沖縄の子供たちにも夢を諦めずに追いかけ続ければ、しっかり達成できることを知ってもらえた。


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