NY株反発、271ドル高 米景気に楽観的な見方

 【ニューヨーク共同】5日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前日比271・58ドル高の3万5064・25ドルで取引を終えた。米景気の先行きに対し楽観的な見方が広がり、買いが優勢となった。

 前日に300ドル超下落したことを受け、短期的な戻りを狙った買いが先行。米新規失業保険申請件数が2週連続で減少したことを手掛かりに、雇用情勢の改善を期待した買いが入り、上昇に弾みが付いた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は続伸し、114・59ポイント高の1万4895・12と過去最高値を更新した。


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