体操19歳の橋本大輝が2冠 ボクシング入江聖奈V、第12日

女子62キロ級準決勝 ブルガリア選手(上)と対戦する川井友香子=幕張メッセ

 東京五輪第12日の3日、体操は男子種目別決勝の鉄棒で橋本大輝(19)が優勝した。個人総合に続く金メダルで、団体の銀を含め3個目のメダルとなった。鉄棒で日本勢の優勝は1984年ロサンゼルス五輪の森末慎二以来37年ぶり。

 ボクシングは2012年ロンドン大会から採用された女子でフェザー級の入江聖奈(20)が日本選手初の金メダルを獲得した。日本の金は今大会19個となり、そのうち女子種目が9個で過去最多の04年アテネ五輪に並んだ。

 レスリング女子62キロ級の川井友香子(23)と卓球女子団体の日本は決勝に進み、ともに銀メダル以上を決めた。卓球女子は3大会連続のメダルで、男子も4強入りした。

 サッカー男子準決勝の日本は延長戦の末に0―1でスペインに惜敗。銅メダルだった1968年メキシコ五輪以来53年ぶりのメダルを懸け、3位決定戦(6日)ではメキシコと対戦する。

 レスリング男子グレコローマンスタイル77キロ級の屋比久翔平(26)は銅メダル。女子68キロ級の土性沙羅(26)は3位決定戦で敗れた。


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