コロナは研究所流出と主張 米野党議員が報告書

 【ワシントン共同】米下院外交委員会ナンバー2のマコール議員(野党共和党)は2日、新型コロナウイルスの起源に関する報告書を発表し「中国・武漢のウイルス研究所から流出したことを示す多くの証拠が見つかった」と主張した。流出時期については「2019年9月12日より前」としている。

 中国外務省の報道官は3日、「でっち上げのうそとゆがめられた事実に基づいており、証拠も出せていない。全く信頼性がない」と強く非難する談話を発表した。

 ウイルスの起源を巡っては、バイデン米政権(民主党)も研究所漏えい説と動物を介した感染説があるとして、情報機関に追加調査を命じた。


  • LINEで送る