ベラルーシの活動家が死亡 ウクライナで亡命支援

 【モスクワ共同】ベラルーシの活動家男性が、ウクライナの首都キエフの公園で死亡しているのが発見された。ウクライナ警察は殺人事件の可能性も含めて捜査を開始した。ロシアメディアが3日伝えた。

 男性はベラルーシからの亡命者を支援するグループ「ベラルーシの家」の代表を務めるビタリー・シショフ氏。ルカシェンコ大統領の6選に抗議する昨年のデモに参加し、ウクライナに移住した。

 シショフ氏は首をつった状態で発見されたが、警察は自殺を装った殺人の可能性もあるとみている。2日朝、日課のジョギングに出かけた後、失踪したという。何者かの監視下にあったとの情報もある。


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