ゴルフ女子、比代表の笹生が会見 キャディーが熱中症に

記者会見する笹生優花=霞ケ関CC

 ゴルフ女子でフィリピン代表として出場する20歳の笹生優花が3日、埼玉県川越市の霞ケ関CCで記者会見に臨み「金メダルが取れれば素晴らしいこと。ただ、私は最高のゴルフができるように全力を尽くすだけ」と、意気込みを語った。4日に第1ラウンドが始まる。

 父は日本人、母はフィリピン人で両国籍を持つ。今季飛躍し、6月の全米女子オープン選手権を制した。世界ランキングは10位で優勝候補の一人だ。

 ただ、本来のキャディーが2日に熱中症で体調を崩し、コーチが代役でバッグを担ぐという。「彼と一緒に五輪で回れないのは悲しいが、これも私の人生」と冷静に話した。


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