警視庁、組織委に適切対応を要求 首都高の当て逃げ事故受け

警視庁=東京都千代田区

 東京五輪の大会関係車両が首都高速道路で当て逃げしたとされる事件を受け、警視庁は3日までに、大会組織委員会に対し、事故防止のため運転手の管理や事故後の適切な対応の指導などを徹底するよう申し入れた。

 警視庁によると、2日に組織委で交通管理を統括する輸送局長宛てに同庁交通部長名義の文書を送った。東京都内での大会関係車両が関わる事故は大会開会式が行われた7月23日から8月2日までに物損事故79件、人身事故1件が確認されている。

 組織委の高谷正哲スポークスパーソンは「事故の再発防止に取り組み、安全安心な大会運営を行っていきたい」と述べた。


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