2021年8月3日 05:41 | 無料公開
ニューヨーク証券取引所=3月(AP=共同)
【ニューヨーク共同】週明け2日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前週末比97・31ドル安の3万4838・16ドルで取引を終えた。新型コロナウイルス変異株による感染再拡大への懸念から、米景気先行きへの警戒感が広がり、売りが優勢となった。
米長期金利が低下し、景気に敏感とされる銘柄を中心に売られた。午前に発表された米景気関連指標が市場予想を下回ったことも、投資家心理を冷やした。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は反発し、8・39ポイント高の1万4681・07。
個別銘柄では、クレジットカードのビザや化学のダウの下落が目立った。