人出の減少、緊急事態でも小幅 4府県、効果は限定的

 新型コロナウイルス緊急事態宣言の対象に追加された埼玉、千葉、神奈川、大阪の4府県の2日午後3時の人出は、前週月曜日の7月26日と比べ減った地点が多かったが、減少は小幅にとどまった。宣言が外出を抑制する効果は限定的だ。

 スマートフォンの位置情報を基にNTTドコモが分析した人出のデータを活用した。

 埼玉・大宮駅西の2日の人出は感染拡大前(昨年1月18日〜2月14日)の平日平均と比べて9・7%減で、前週から9・1ポイント低下した。千葉駅では5・2ポイント、横浜駅では5・1ポイントそれぞれ下がった。一方、大阪・堺東駅では2・1ポイント上昇した。


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