「いつまで耐えれば…」と飲食店 福岡、再び酒類提供自粛に

福岡市の飲食店に掲示された営業時間の変更を伝える張り紙=2日午後

 新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置が適用された福岡県では、福岡市や北九州市などで2日、飲食店に対する午後8時までの営業時間短縮や酒類提供自粛の要請期間に入った。度重なる制限に、飲食店関係者からは「いつまで耐えれば良いのか」と悲痛な声が上がった。

 「次に開けた時、常連さんがまた来てくれるか不安」。休業を選んだ福岡市のバー「JAMBO AFRICA」を経営するチェルイヨット幸さん(51)は、こう漏らす。「(自粛期間の合間に)新規のお客さんが来てくれても、これでは縁が切れてしまう」とも話した。


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