阪神百貨店で新たに17人感染 在阪の主要百貨店は対策徹底

阪神百貨店梅田本店の食品売り場の休業を伝える掲示=2日午前、大阪市

 阪急阪神百貨店は2日、新型コロナウイルスの集団感染のあった阪神百貨店梅田本店(大阪市北区)で新たに従業員17人の感染が判明したと発表した。感染者は従業員97人になった。大阪市内の主要百貨店は同日、4度目となる緊急事態宣言の初日を迎え、従業員や来店客の感染防止対策の徹底を確認した。

 多数の感染判明で7月31日から2日間の臨時休業を強いられた阪神百貨店梅田本店では、換気の目安を把握するための二酸化炭素(CO2)濃度センサーを増設。店内の空気が適切に流れているかを細かく確認できるようにした。大阪府は食堂などの共有スペースで感染が広がった可能性があるとしている。


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