空手の喜友名「負ける気しない」 日本代表が入村会見

選手村入りに合わせて記者会見する清水希容=2日、東京都内(代表撮影)

 新競技の空手代表が2日、東京・晴海の選手村入りに合わせてオンラインで記者会見し、男子形で圧倒的優勝候補の喜友名諒は「このような(新型コロナウイルス禍の)状況でこの場に立てることに感謝している。勝つための稽古をしてきたので、負ける気はしない」と必勝を期した。

 空手は次回パリ五輪で実施されない。喜友名は「選手全員が力を出し切って空手界に新しい歴史を刻み、次世代の子どもたちに夢を与えられるような舞台にできたら」と使命感も口にした。

 代表全員が同じ日本武道館を会場とする柔道の金メダルラッシュに刺激を受けた。女子形の清水希容が「空手も負けないように頑張る」と言えば、男子組手75キロ超級の荒賀龍太郎は「私も感動を与えられる試合をしたい」と気合を入れた。


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