五輪、モロッコの選手が棄権 レスリング、コロナ陽性で

 東京五輪のレスリング男子グレコローマンスタイル77キロ級のモロッコ代表、ジエド・アイトウーアグラム(32)が2日、計量に現れずに1回戦を棄権した。アフリカのメディアは、新型コロナウイルス検査で陽性判定を受けたと伝えた。国際統括団体の世界レスリング連合や、組織委は棄権理由を公表していない。

 アフリカ関連のスポーツ情報をオンライン配信する「スポーツ・ニュース・アフリカ」によると、同選手は「私、私の子ども、父親、ファンの夢が消え去った」との声明を出した。


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