仙台市長、郡和子氏が再選確実に 女性同士の一騎打ち制す

仙台市長選で再選を果たし、支持者らにあいさつする郡和子氏=1日夜、仙台市

 任期満了に伴う仙台市長選は1日投開票の結果、無所属現職郡和子氏(64)が、無所属新人の元自民党衆院議員加納三代氏(45)との女性同士の一騎打ちを制し、再選を果たした。

 投票率は29・09%で、与野党対決となった前回2017年(44・52%)を15・43ポイント下回り、過去最低を更新した。

 郡氏は「市民党」を掲げ、政党に推薦や支持を求めなかったが、市議55人のうち自民、公明両党を含む35人が参加した超党派組織や共産党市議団の支援を受け、戦いを終始、優位に進めた。

 郡氏は1日夜、選挙事務所に集まった支援者らと相次いで肘タッチを交わし、再選を祝福。


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