アリエブ、抗議で1時間座り込み ボクシング、失格の判断に不服

ボクシング男子スーパーヘビー級準々決勝の試合後、座り込んで抗議するアリエブ=1日、両国国技館(ロイター=共同)

 五輪ボクシングの男子スーパーヘビー級準々決勝でアリエブ(フランス)が、故意のバッティングで失格になった判断を不服として約1時間もリングに座り込んで抗議した。「不当な判断だ。納得できない。人生をこの大会に懸けてきた」と怒りをあらわにした。

 2回に相手のクラーク(英国)が右目尻から出血した状態で、前傾姿勢で頭をこすりつけるようにした。アリエブは「1回にも相手は負傷していたが、私に注意はなかった。突然負けだと宣告された。これはレフェリーの怠慢だ」と主張。試合後はカメラにパンチを浴びせるポーズを取るなど横柄な態度をとった。


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