五輪応援の兵庫県警3人が感染 同隊の二百数十人が検査へ

 警視庁は1日、東京五輪・パラリンピックの警備担当として兵庫県警機動隊から派遣された20〜40代の男性警部補や巡査部長ら計3人が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。同じ東京都江東区内の施設で宿泊していた同隊の二百数十人を待機させ、2日おきに抗原検査をするという。五輪警備に支障はないとしている。

 施設にはプレハブの8人部屋が複数設置され、3人は同室。共用のトイレや洗面所などは部屋の外にある。同室の他の5人は陰性だったが、区内の別施設に隔離したという。感染した3人は7月25、28日に都内の競技会場の警備に当たったが、一般市民を含めて濃厚接触者はいない。


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