福岡市、警固公園の「封鎖」再び 路上飲み防止へ柵設置、月末まで

福岡市中心部の警固公園に設置された柵に、立ち入り制限のお知らせを取り付ける市職員=1日午前

 福岡市は1日、新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、市中心部の警固公園を再び「封鎖」した。「路上飲み」で人が密集するのを避けるため、園内のベンチや遊具のある区域に柵を設置して立ち入りを制限する。まん延防止等重点措置が期限を迎える31日までの予定。

 市は1日午前、高さ約1メートルの柵の設置作業を始めた。柵は前回のまん延防止措置の解除に伴い、先月12日に取り外したばかりだった。市職員は「公園は憩いの場だ。心苦しいがご協力いただきたい」と理解を求めた。

 公園を通りがかった大学生の内村貴志さん(20)は「ここ数日の感染者数を見ると仕方ない」と話した。


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