大阪で新たに1040人感染 前週比2・2倍、死者なし

 大阪府は31日、新型コロナウイルスに1040人が感染し、40〜70代の男性3人が重症となったと発表した。死者の発表はなかった。千人を超えるのは感染第4波で患者が急増していた5月8日(1018人)以来。直近1週間の新規感染者は約5200人で、前週の約2・2倍。増加ペースが上がっている。

 この日の新規感染者を世代別に見ると、30代以下が712人と68%を占めた。40〜50代も多く、ワクチン接種が進む60代以上は全体の5%にとどまった。

 府によると、40〜50代を中心に入院する患者も増えており、軽症・中等症向けの病床使用率は31日時点で35・3%に上昇した。


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