ボランティア「食事が少ない」 定例会見で質問、途中で遮られる

 東京五輪の開催期間中に国際オリンピック委員会(IOC)と大会組織委員会が開く定例記者会見で、大学生の男性ボランティアが質問しようとする一幕があった。質問できるのは取材許可を得ている報道陣に限られるため、司会者から途中で遮られた。男性は会見終了後に「業務中に提供される食事が少ないので、改善してもらえないか質問したかった」と説明した。

 開会式が行われた国立競技場でスタッフ向けの弁当約4千食が廃棄されたとの報道を知り「捨てるくらいなら、こっちに(回して)ほしいと思った」と話した。この日は活動の一環で会見場の見学に訪れていたという。


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