フランスの温泉町に日本の彩り 東京五輪を機に交流図る

大学施設の入り口に展示された、アイヌ文様を用いた動物画のステンドグラスの再現作品=7月、フランス・ビシー(共同)

 【ビシー共同】欧州の「温泉町の女王」と呼ばれるフランス中部ビシーで、東京五輪開催を機に日本を紹介するイベントが始まった。日本のステンドグラスアートを再現した作品が町並みに彩りを添え、市長は「温泉などをテーマに日本と交流を図りたい」と意欲を示す。

 ビシー市などによる「ビシー・ジャポン2021」は日本の文化や芸術、料理、スポーツなどを紹介、体験する多数の行事を12月まで開催。日仏両国の温泉に関するシンポジウムや経済関係のイベントも予定される。

 市内には、日本の駅や空港に設置されている大型のステンドグラス作品を、透過シートなどを使って再現して展示した。


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