札幌市内で酒類提供停止要請へ 北海道、まん延防止適用で

 北海道の鈴木直道知事は30日、道庁で報道陣の取材に応じ、政府が5道府県に新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置の適用を決定したことを受け、札幌市内の飲食店に酒類提供を停止するよう要請する方針を明らかにした。31日の対策本部会議で決定する。

 道はこれまで札幌市内の飲食店に酒類提供は午後8時まで、営業は午後9時までとするよう求めていた。

 道内では感染力の強いインド由来の「デルタ株」が急増していることなどから、鈴木知事は20、26両日に政府にまん延防止措置の適用を政府に要請しており、「(要請から)適用に時間がかかったのは残念だ」と苦言を呈した。


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