首都圏3県、酒類提供の規制強化 「条件付き容認」を転換

 新型コロナウイルスの緊急事態宣言発令が決まった埼玉、千葉、神奈川の首都圏3県は30日夜、飲食店やカラオケ設備がある店での酒類提供の規制強化を柱とした措置内容を決めた。埼玉、千葉両県では「まん延防止等重点措置」でも一定条件の下、知事裁量で店での酒提供を認めてきたが、急激な感染拡大を受け転換した。

 酒類に関し、埼玉県は全県で、酒を提供する店への休業を要請、提供しない店には午前5時から午後8時までの時短を要請する方針を決めた。

 神奈川県は埼玉、千葉両県に先んじて22日から「終日提供停止」を求めてきたが、両県と同様に、応じない店に休業を求める対応を決めた。


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