2021年7月29日 18:34 | 無料公開
東京電力ホールディングスが29日発表した2021年4〜6月期連結決算は、売上高が前年同期比26・9%減の9800億円、純損益は30億円の赤字(前年同期は298億円の黒字)だった。
4〜6月期の赤字は7年ぶり。東京ガスなど新規参入の電力会社との競争激化により、電力販売が落ち込んだ。福島第1原発事故の損害賠償費206億円を特別損失に計上したことも響いた。
22年3月期(通期)の業績予想は、21日に公表した売上高が4兆4840億円、純損益は670億円の黒字との見通しを維持した。