五輪、陽性選手の隔離状況を改善 批判受け、IOCと組織委

 東京五輪・パラリンピック組織委員会と国際オリンピック委員会(IOC)は29日の定例記者会見で、新型コロナウイルス検査で陽性となった選手らの隔離の状況を改善したと明らかにした。宿泊療養施設であまりにも息苦しい生活を強いられているとして、疑問や批判が上がっていた。

 施設での生活環境を巡っては、検査で陽性となったオランダのスケートボード女子のカンディ・ジェーコブスが、窓を開けて外の空気を吸うこともできず「とても残酷」な状況に置かれているとして日本側に抗議。ドイツの自転車男子ロードのジモン・ゲシュケも、DPA通信に対し、洗濯も自室でするよう求められていると証言。


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