マラソンの大迫傑、引退表明 東京五輪を「最高のゴールに」

大迫傑

 陸上男子マラソンの前日本記録保持者で東京五輪代表の大迫傑(30)=ナイキ=が29日、ツイッターで今大会を最後に現役を引退する意向を表明した。「8月8日のマラソンを現役選手としてのラストレースにします」とつづった。

 動画も公開し「東京を競技人生の最高のゴールにするため。次があるっていう言い訳をなくしたくて、この大会をゴールにしました。持てる力の全てが出し切れる気がします」と説明した。

 3000mと5000mの日本記録を持つ大迫は、トラックで挑んだリオ五輪後にマラソンに転向。18年のシカゴ、20年の東京と日本記録を2度更新した。自己ベストは2時間5分29秒。


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