三重国体、医療切迫なら中止も 開催基準を決定

 今秋に三重県で開催予定の国民体育大会と全国障害者スポーツ大会の実行委員会は29日、津市内で総会を開き、新型コロナウイルスの感染状況に応じた開催の可否や観客を入れるかどうかの判断基準を決定した。県内の病床使用率など複数の指標が基準を超え、医療機関が新型コロナ患者を受け入れられなくなる恐れがある場合は、大会中止を検討する。

 基準は競技開始日の9月4日時点で、病床使用率30%以上、重症者病床使用率20%以上、直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数8人以上とした。全てを満たさない場合も、感染状況を踏まえて判断する。


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