遺体写真流出で警部補書類送検へ 京都府警、地公法違反疑い

京都府警察本部=2020年

 京都府警は、殺人事件の被害者の遺体写真を知人女性に送信して流出させたとして、地方公務員法(守秘義務)違反の疑いで、下京署の30代男性警部補を書類送検する方針を固めた。29日にも送検し、併せて懲戒処分とする。捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、流出したのは昨年10月に京都市下京区の市営住宅で刺殺された女性=当時(24)=の遺体の写真。警部補は、不適切な交際をしていた女性に送信した疑いがある。


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