体操19歳の橋本大輝が金メダル 競泳・大橋悠依は2冠、第6日

女子200メートル個人メドレーで優勝し、メダルを手にする大橋悠依(中央)。左は2位のアレックス・ウォルシュ、右は3位のケート・ダグラス=東京アクアティクスセンター

 東京五輪第6日の28日、体操の男子個人総合決勝で橋本大輝(19)=順大=が金メダルを獲得した。競泳女子200メートル個人メドレーは大橋悠依(25)=イトマン東進=が400メートルとの2冠を達成。柔道の女子70キロ級は新井千鶴(27)=三井住友海上=が制し、日本の金は13個となり、前回リオデジャネイロ五輪を上回った。体操の同種目で日本勢は内村航平(32)=ジョイカル=の2連覇に続く3大会連続優勝で、体操のメダルは五輪で通算100個目に達した。

 日本の女子選手が1大会で複数の金メダルを獲得したのは夏季五輪初。

 バドミントン男子シングルスは、世界ランキング1位の桃田賢斗(26)=NTT東日本=が1次リーグで敗退した。

 ボクシング女子フェザー級の入江聖奈(20)=日体大=は準決勝進出。3位決定戦がないため銅メダル以上が確定、日本女子初のメダルとなる。

 サッカー男子の日本は1次リーグ最終戦でフランスに4―0で勝ち、3連勝で準々決勝に進んだ。

 野球は1次リーグが開幕し、日本の「侍ジャパン」はドミニカ共和国に4―3で逆転サヨナラ勝ちして白星スタートを切った。

 卓球は女子シングルスで伊藤美誠(20)=スターツ=が4強、テニスは男子シングルスで前回大会銅メダルの錦織圭(31)=日清食品=が8強入りした。


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