個人総合で橋本が金メダル 体操・28日

男子個人総合決勝 北園丈琉の床運動=有明体操競技場

 体操の男子個人総合決勝で19歳の橋本大輝(順大)が6種目合計88・465点で金メダルを獲得し、同種目の日本勢で最年少王者に輝いた。2012年ロンドン、16年リオデジャネイロ両五輪で内村航平(ジョイカル)が2連覇しており、日本勢が3大会連続で頂点に立った。体操で通算100個目のメダル。

 橋本は3位で迎えた最終種目の鉄棒で14・933点をマークし、0・467点差を逆転した。肖若騰(中国)が88・065点で2位、ナゴルニー(ROC)が3位。北園丈琉(徳洲会)は86・698点で5位だった。

 橋本大輝の話 言葉では言い表せないくらい、うれしい瞬間。団体のみんなで(表彰台の一番上に)上りたかった気持ちがある。そのメンバーが応援してくれたので、感謝の気持ちで演技ができた。(金メダルに)今まで積み上げてきた重みを感じた。今に満足せずもっと高みを目指したい。


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