2021年7月28日 20:19 | 無料公開
6月、クレムリンで演奏するロシアのピアニスト、デニス・マツーエフ氏=モスクワ(タス=共同)
ロシアの人気ピアニスト、マツーエフ氏は28日までに、組織的ドーピング問題のため東京五輪で禁止されたロシア国歌の代わりに表彰式で流れるチャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」は、自身の演奏を録音したものであると明らかにした。ロシア通信が伝えた。
世界的指揮者ゲルギエフ氏の指揮で演奏したとし「大会後、曲全体を演奏して選手をたたえたい」と述べた。
ロシア・オリンピック委員会(ROC)に5月、曲の一部分4パターンを提供したという。2人は2014年ソチ冬季五輪の閉幕式に出演した。(共同)