開会式で弁当4千食廃棄 組織委「消費しきれず」

東京五輪の開会式で、配置に就く警備スタッフ=23日

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は28日、メインプレスセンター(東京都江東区)で記者会見し、開会式が行われた23日に国立競技場でボランティアらスタッフ向けの弁当約4千食が余り、廃棄したと明らかにした。

 高谷正哲スポークスパーソンは陳謝した上で「発注量が多く、食べなかった人もたくさんいたため消費しきれなかった。当日のシフトで誤差が生じた」と説明。飼料やバイオマスへのリサイクルに回したと述べた。

 開幕以降、各競技会場全体で2〜3割のロスが出たといい、発注量を適正化していくとしている。


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