ミャンマー、日本人コロナで死亡 初確認、混乱で医療体制が崩壊

 【ヤンゴン共同】ミャンマーで新型コロナウイルスに感染した日本人男性が死亡した。在ミャンマー日本大使館が27日、明らかにした。日本人感染者の死亡が確認されたのは初めて。ミャンマーでは感染が急拡大しており、国軍のクーデターによる混乱が続く中、医療体制が崩壊状態にある。

 保健当局によると、26日の新規感染者は4630人で、過去最多の396人が死亡した。累計の感染者は27万4155人で、死者は7507人。検査数に対する陽性率は約4割で、実際の感染者数は発表を大きく上回るとみられている。日本人では約50人の感染が確認されている。

 日本大使館によると男性は70代。


  • LINEで送る