強風備え看板におもり サッカー女子日本戦の宮城

強風に備え、骨組みだけが残る入場ゲート近くのテント=27日午後、宮城県利府町のキューアンドエースタジアムみやぎ

 宮城県利府町のキューアンドエースタジアムみやぎでは27日、台風8号が接近する中、観客を入れてサッカー女子の日本―チリ戦を開催。強風に備え、入場ゲートのテントの幕をたたんだり、ピッチ脇の五輪マークがついた看板におもりを付けたりして対応した。

 県は誘導などに当たるボランティア約280人の活動を中止。午後には時折強い風が吹き、日本戦の開始数時間前には小雨も降った。福島県郡山市から訪れた男性会社員(40)はカッパを持参。「1次リーグ突破がかかった大事な試合。ぬれてもしっかり応援したい」と話していた。


  • LINEで送る