ウガンダ選手の追跡調査求める 全国難民弁護団連絡会議

 全国難民弁護団連絡会議は27日、東京五輪ウガンダ選手団の一員として来日後に失踪し、保護されて帰国した男子重量挙げのジュリアス・セチトレコ選手(20)について、本国に戻ってからどのような処遇を受けたのか、追跡調査をするよう東京五輪・パラリンピック組織委員会などに申し入れたと明らかにした。

 東京都内で記者会見した連絡会議の児玉晃一弁護士は、セチトレコ選手がウガンダで拘束されたとの現地報道があるとし「本国政府が失踪を反政府的活動と見なし、処罰する恐れがある。難民として保護を求める機会を奪うようなことがあってはならない」と訴えた。


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