奄美・沖縄の登録、手踊りで祝う 世界自然遺産は「金メダル」

世界自然遺産登録が決まり、手踊りカチャーシーを披露する沖縄県国頭村の知花靖村長(左)ら=26日夕、国頭村

 世界自然遺産登録が決まった奄美・沖縄4島の地元首長らは26日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会の中継映像を各地で見守り、くす玉を割って祝った。手踊りを舞い「金メダルをもらった」と喜ぶ声も聞かれた。

 「やんばる」と呼ばれる山林が広がる沖縄本島北部・国頭村の屋内運動場では、知花靖村長らが、手踊りカチャーシーを披露。知花氏は「大きな金メダルを取った感じだ。大変うれしい」とあいさつした。

 鹿児島県の塩田康一知事は県庁で「今、奄美の宝が世界の宝になった」と笑顔。沖縄県の玉城デニー知事は県庁でカチャーシーを舞った。


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