高速料金、休日・深夜割引見直し 大都市圏に変動料金を導入

 国土交通省の社会資本整備審議会部会は26日、今後の高速道路料金に関する中間答申案をまとめた。地方部の休日割引は多客期を適用除外とし、深夜割引も見直す。渋滞が慢性化している大都市圏は時間帯、曜日に応じた変動料金を導入。2065年9月末までとしている料金徴収期間は、4車線化や耐震化などの財源を確保するため延長するが、新たな期間は示さなかった。

 国交省は具体化へ高速道路会社と調整に入る。

 自動料金収受システム(ETC)を搭載した普通車などは、土日祝日に地方部の区間を走ると3割引きとなる。答申案によると、お盆や年末年始などの多客期は適用せず、利用を分散させる。


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