2021年7月26日 17:59 | 無料公開
26日、ソウルで新型コロナウイルスの検査を受ける市民(共同)
【ソウル共同】新型コロナウイルスの感染者増加が続く韓国で、インド由来の変異株「デルタ株」が急速に拡大している。感染者における割合が6月第4週は約3%だったが、7月18〜24日の1週間では48%に達した。保健当局は26日、今週には50%を超え、国内感染の主流になるとの見方を示した。
当初、感染者は首都圏に集中していたが、最近は地方の大都市や観光地でも増加している。夏休みで人の移動が増えた影響とみられ、政府は27日から首都圏以外の防疫レベルを原則的に引き上げることを決めた。