4連休最終日、都心に人出 続く感染拡大、市民に不満も

4連休の最終日、東京・原宿の竹下通りを歩く人たち=25日午後

 4連休の最終日となった25日、東京の繁華街や観光地は新型コロナの緊急事態宣言下にもかかわらず、多くの人でにぎわった。東京五輪の一方、不自由な生活を強いられる都民からは不満の声が。感染拡大も続き、都内の新たな感染者は日曜日で過去最多の1763人。全国でも5千人を超えた。小池百合子知事は「自宅で家族と、少人数で熱い応援を選手に送ってほしい」と、人出の抑制に協力を呼び掛けた。

 五輪のメインスタジアムとなる国立競技場周辺を家族4人で散策した足立区の自営業の男性(31)は「周囲と五輪の話題になることもないし、そこまで盛り上がっている雰囲気はないね」と苦笑い。


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