国産のユニホームが五輪で初登場 フェンシング、デサントが開発

女子エペ個人3回戦 エストニア選手(右)と対戦する佐藤希望=幕張メッセ

 フェンシングでスポーツ用品大手のデサントが初めて作った日本製のユニホームが、五輪に登場した。女子エペ個人の佐藤は「(生地が)伸びるところがあって、腕を出しやすかった。体にも合わせて作ってもらってうれしい」と喜んだ。

 日本選手は従来、ドイツ製などを使っていたがサイズを自分で調整していた。日本協会の要請を受け、デサントは2018年から開発を始めた。素材の軽量化や、選手を動作解析して動きやすさを追求するなどニーズに応えた労作だ。


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