森喜朗前会長の処遇、明言せず 組織委「必要に応じ対応」

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の高谷正哲スポークスパーソンは24日の記者会見で、女性蔑視発言で辞任した森喜朗元首相が「名誉最高顧問」に就く案が浮上していることに関し、処遇について明言を避けた。「大会開催に貢献された方々への役職等については必要に応じ対応する。個別の人事への答えは差し控える」と説明した。

 森氏は2月「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと述べ、引責辞任。組織委の一部では名誉最高顧問として処遇する案が検討されるが、政府内には反対論が強い。


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