大阪天満宮の天神祭が幕開け コロナで奉納花火は中止

堂島川で行われた天神祭の「鉾流神事」=24日午前、大阪市

 千年以上の歴史があるとされる大阪天満宮(大阪市北区)の天神祭が24日、幕を開けた。地元の夏の風物詩だが、新型コロナウイルスの影響で奉納花火などの主要行事は昨年に続き中止に。神事は一部の関係者のみ参列して行われた。2日間の日程で、25日の「本宮祭」では宮司らが祭神の菅原道真に悪疫退散や地域の安全を祈願する。

 この日は市中心部を流れる堂島川で「鉾流神事」があり、地元から選ばれた小学6年の神童が祭りの無事や安全を祈り、川にこぎ出した船の上から白木の神鉾を流した。

 神事の様子は録画を動画投稿サイトのユーチューブで公開する予定。


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