開会式「上品かつ革新的」と評価 派手さ欠け、辛口意見も

東京五輪の開会式で、浮かび上がる競技ピクトグラム=23日夜、国立競技場

 東京五輪の開会式を各国メディアは、新型コロナウイルス流行下での開催を踏まえ「静かで抑制されている」「上品かつ革新的」(英紙)などと好意的に伝えた。インターネット上では「独創的で日本らしい」との評価があった一方で、派手な演出を欠き「葬式のようだ」と辛口な意見もみられた。

 米紙ニューヨーク・タイムズは過去の五輪と比べ、過剰な演出を抑えた地味な内容だったとした上で、コロナ禍での開催という困難を考慮すると「全体的にはかなり良い仕事をした」と評価。

 一方、英ジャーナリストからは「過去最悪の開会式だ。葬式に参列したかのようだ」と酷評するネットの投稿もあった。


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