2021年7月24日 00:20 | 無料公開
勤務先の医療機関でボクシングを教える看護師の津端ありさ=4月
ボクシング女子ミドル級で出場を目指した看護師の津端ありさ(28)=ライフサポートクリニック=が、開会式冒頭に黙々と一人でトレーニングするアスリートとして登場した。
新型コロナウイルス禍で逼迫する医療現場で対応に追われながら、限られた時間で練習を続けた。しかし、世界最終予選がコロナの影響で中止となり、東京への挑戦は終わった。
今春「多くの人が亡くなっている。五輪をしていいのかという声があるのは当然だと思う。でも選手は一日一日に人生を懸けている。その努力が報われてほしいと心から思う」と語っていた。