五輪抗議の40歳男逮捕、警視庁 警備妨害疑い、活動家か

 東京五輪の開会式場近くで警備中の警察官の手首をつかんだとして、警視庁は23日、公務執行妨害の疑いで、大会への抗議活動をしていた福岡市の職業不詳の男(40)を現行犯逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。過激派「中核派」の活動家とみられる。

 逮捕容疑は23日午後9時ごろ、東京都新宿区の国立競技場近くにある渋谷区の路上で、警備をしていた警察官ともみ合いになり、右手首をつかんだ疑い。

 現場では、開会式に合わせて中核派活動家ら数十人が太鼓やメガホンを使って大会開催への抗議活動をしていた。


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