ブルーインパルス、空に五輪描く 開会式目前に都心を飛行

都心の上空に五輪マークを描く航空自衛隊の「ブルーインパルス」=23日午後0時49分(共同通信社ヘリから)

 航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が23日午後0時40分ごろから都心を飛行した。午後0時20分ごろに埼玉県の入間基地を離陸。約30分後の午後0時50分ごろ、国立競技場周辺の上空で青、黄、黒、緑、赤のカラースモークを使って五輪マークをかたどった。東京五輪開会式直前の開幕ムードを盛り上げる飛行で、式は夜間に開かれることから、スモークが見えやすい日中に飛んだ。

 ブルーインパルスは宮城県の松島基地に拠点を置く。基地は東日本大震災の大津波で浸水し機能を喪失したが、部隊は13年に帰還。1964年東京五輪に続き「復興五輪」にも協力することになった。


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