失踪のウガンダ選手、帰国へ 日本残留希望も最後は納得

成田空港で搭乗のチェックを受けるウガンダのジュリアス・セチトレコ選手(右)=21日夜

 東京五輪ウガンダ選手団の一員として来日後、事前合宿先の大阪府泉佐野市内滞在中に失踪し三重県で保護された男子重量挙げのジュリアス・セチトレコ選手(20)が21日深夜、成田空港から帰国の途に就いた。

 選手出国前に記者会見した千代松大耕市長によると、市職員は東京都内の警察署で、保護された人物をセチトレコ選手と確認した。選手は21日朝の時点で、日本に残ることを望んでいた。その後、選手団代表との面会などを経て、帰国に納得したという。

 成田空港の出発エリアのチェックインカウンターに現れたセチトレコ選手には、泉佐野市職員らが同行した。


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