2021年7月21日 19:16 | 無料公開
カヌー・スラロームの五輪日本代表が21日、会場での公式練習後に取材に応じ、男子カナディアンシングルで2大会連続メダルを狙う羽根田卓也(ミキハウス)は、7月上旬に改修されたコースについて「非常に難しくなった」と印象を語った。
以前は平たんだった後半に、落差が設けられて流れが速くなり「原形をとどめていない。今までの五輪でもあり得ない」と、地の利が薄れたことにため息をついた。
後半のコースに沈められたブロックも難所に。羽根田を含め、障害物に引っかけてパドルや艇を壊す選手が相次いでいるとし「体力が奪われた時に危ないところがある」と気を引き締めた。