「夢に描いた五輪が目の前に」 点火式典、柴田亜衣さんら参加

東京都品川区の公園で行われた聖火の点火セレモニー=21日午後

 開会式まであと2日となった東京五輪の聖火リレーは21日、都内13日目を迎えた。新型コロナウイルス禍の影響で公道走行は中止になっており、品川区の「しながわ中央公園」に、同区と江東、大田両区の聖火ランナーが集まって点火セレモニーを行った。

 競泳女子のアテネ五輪金メダリスト柴田亜衣さん(39)は、今大会の競泳会場がある江東区を走る予定だった。「現役時代を思い出しながら(セレモニーに)参加した」と言い、「コロナ禍で選手たちはいつも以上に心の強さを保つのが大変だったと思うが、夢に描いていた五輪が目の前にある。集中して頑張ってほしい」とエールを送った。


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