声抑えマスクでPV、群馬・高崎 五輪ソフトボール、日豪にエール

群馬県高崎市のPV会場で、東京五輪のソフトボール日本代表戦を観戦する市民ら。集ったのは30人ほどで空席が目立った=21日午前

 大声は出せないけれど…。群馬県高崎市で21日、東京五輪の競技開始を飾るソフトボール日本代表戦のパブリックビューイング(PV)が行われた。新型コロナウイルス感染予防のため、参加者はマスク姿で大きな歓声も自粛。対戦相手オーストラリア代表は同県太田市で事前合宿をしたこともあり、両チームへのエールが静かに送られた。

 エース上野由岐子(38)らの所属チームがある高崎市が企画。芸術劇場(約560席)を会場に250人を募集したが、集ったのは30人ほどで空席が目立った。

 高崎市の男性(61)は「応援に来たことは(知り合いに)言いにくいけど、静かに応援したい」と苦笑い。


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