2021年7月20日 17:29 | 無料公開
ご当地キャラクター「フックン船長」のぬいぐるみを返す野口聡一さん(左)=20日午後、茨城県つくば市役所
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の施設がある茨城県つくば市のご当地キャラクター「フックン船長」のぬいぐるみが20日、宇宙飛行士の野口聡一さん(56)との半年間の宇宙滞在を終え、市役所に「帰還」した。野口さんがこの日、市役所を訪れ、預かっていたぬいぐるみを持参した。
フックン船長は宇宙飛行士とフクロウがモチーフ。野口さんが「つくば市の品を宇宙に持参したい」と希望したため、市がぬいぐるみを特注した。国際宇宙ステーションでは、野口さんの寝室に置かれていた。
市は近くぬいぐるみを一般公開する。野口さんは「海外の宇宙飛行士にも見せることができて良かった」と話した。